当院は、豊橋の三本木に有るのですが、周辺には知る人ぞ知る、美味い店が、ちらほらと。
今日ご紹介したい、 その内の一軒が、 うな賀(うなよし) さん。
豊橋は東三河に所在し、東の遠州浜松のお隣。 浜松と同じく、昔から養鰻業が盛んで、うなぎの名店が点在する土地柄です。
その数有る、うなぎ料理店の中でも、美味さと値段のバランスが、突出して良いと評判の人気店が、当院から徒歩1分の場所に有る、うな賀さんです。
豊橋は、関西と関東の中間点に位置し、
うなぎでは、関西風の焼きと関東風の蒸しの店が、混在しており、正に天下分け目の関ヶ原ならぬ、うなぎ天下分け目の東三河豊橋です。
うな賀さんは、写真の看板に有る様に、「江戸焼き」で、蒸しです。 昼時や夜の、忙しい時間帯に入店すると、正面右手に調理場が有り、せいろ蒸し器から大量の湯気が•••。
うなぎ好きにはそれが堪らず、視覚と香りで、食欲を刺激します。 豊橋の昔からの地の人で、「うなぎは、パリパリの焼き目に限る」と、頑固な人も、うな賀の蒸した柔らかいうなぎには、思わず、笑みが溢れます。
店内は広目で、座敷席が殆どを占めていて、ゆったりと座れます。 私などは友人と、たまの休みの、たまの贅沢で、何回か伺いましたが、本当に美味しく思わず癖になり、定期的に食べに行きたくなる、お店だと、思っています。
毎回伺うと、ルーチンの様に、ビールを頼んで、サービスのうなぎボーンを肴に、先ず一杯。 次は、頼んだ出汁巻き卵が運ばれると同時に、純米酒のぬる燗を、一合。 それを、ちびちびやりながら、うなぎの上がりを待つ、至福の時。 うなぎと蕎麦は、待たされるもので、待つのも楽しみ。 その時の酒は、最高‼
つまみと酒が終わった頃に、うな重が運ばれます。 蓋を取った瞬間の湯気の香り、箸を入れた瞬間に分かる、蒸されたうなぎの柔らかさは、皮迄柔らかく、口の中でとろける様な・・・ 書いているだけで、堪りません‼ 後の、ごはんとタレの絶妙な絡み具合と味は、ご自分の舌で味わってみて下さい。 では、また次回近隣の名店のご紹介を・・・